
行きの東北道では矢吹〜須賀川間で通行止めの表示、そこにたどり着くまでには解除されてるかな〜との淡い期待もむなしく約2時間半のロス。orz
結局、奥岳登山口を出発したのは11時半でした。

当初の予定ではその日のうちに安達太良山のピークを踏んで、くろがね小屋に投宿、翌日のんびり下山という計画だったのですが・・・
まずはスキー場の脇を抜けて、樹林帯へと入っていきます。

昨年11月に踏査したときは、馬車道ルートで登りましたが、今回は旧道からショートカットで一気に高度を稼ぎ、1時間半ほどで勢至平に到着。

麓からその雄大な姿を見せていたのですが、午後から雲に覆われ姿を見ることができなくなりました。
くろがね小屋までのルートで最も注意すべき斜面を慎重に通過すると・・・

くろがね小屋見えた〜!!

アイゼンを外して小屋に一歩足を踏み入れると寒風が吹きすさぶ外とは別世界・・・

ダルマストーブの暖かさが体にしみます。

お部屋の様子・・・

こんな雪の中で素泊まり(入浴+暖房費込み)で4,150円とは有り難いですね〜。

源泉かけ流しの温泉もGoodでした。 リピーターが多いのも頷けます。
凍結のため給水ができず、くろがね小屋名物のカレーは食べられませんでしたが、持ってきた食材で夕飯はキムチ鍋を頂きました。

ぐっすりと眠った翌朝。

天候状況があまり良くないのでそのまま下山しても良かったのですが、せっかくなので稜線直下の峰の辻まで登り、そのまま勢至平に降りるルートを通って帰ることにしました。

矢筈森の大斜面を慎重にトラバースしていきます。

雨の流れた後? 斜面を縦に走る模様がとても印象的でした。

約1時間ほどで峰の辻に到着。

見晴しが良くなった途端、一気に風が強くなりました。 風速計で測ってみたら、15〜20m/sぐらい。

稜線上はもっと凄いことになってるでしょう。
すぐ目の前に「乳首」と呼ばれる安達太良山の頂上が見えますが、今回はここまで。

勢至平に向けて、下山開始〜

残念ながら青空ではありませんでしたが、雪山ならではの景色を堪能しました。



追い風もあって、あっという間に樹林帯へ

10時過ぎに奥岳登山口に到着。
名物カレーがとても心残りなので来シーズンもまた行きたいと思います。




駐車場にはもう雪がないのに、上にはたっぷりと。
温泉まで入れる山小屋は少ないですもんねぇ。
山に行きたくなりました!
あれくらいまでなら雪山も楽しいね。と釘を刺しておかないと…(^^ゞ
例年と比べると多いのか少ないのかわからないですが、まだまだ雪の景色を楽しむことができました。
凍えた体に温泉はホント嬉しいですね〜
う〜ん 確かに10本爪だとあの辺が限界かもですねw
次回も装備の範囲で雪山を楽しむことにしましょう。
どこがいいかな?